【作品情報】
作品:「むこうぶち 高レート裏麻雀列伝」
原作:漫画:天獅子悦也、協力:安藤満、ケネス徳田
出演:袴田吉彦、高田延彦、ガダルカナル・タカ、及川奈央、小沢和義、つまみ枝豆
公開:2007年、日本
おすすめ度(5点満点):★☆☆☆☆
【レビュー】
雑誌「近代麻雀」に20年以上前から連載されている漫画が原作。
最低でもデカピン(1000点=1000円)という超高レートの裏麻雀が舞台の映画作品。
デカピンとは1時間あたり数十万円は動くレートです。一晩で数百万円、日本人の平均年収くらいは動いてもおかしくない世界ですね。サシウマや祝儀にもよりますが。
そんな裏麻雀の世界に集まる人は当然ワケありの人が多く、そんな人たちのヒューマンドラマを描いた作品。
…なのですが、漫画と同じく麻雀のルールがわからなければ楽しさ半減の作品ですので悪しからず。。
袴田吉彦さん、主人公の傀の役が完璧にハマっていますね。
高田延彦さんの演技は正直笑ってしまいましたが、よく考えると原作でも安永というキャラはコミカルなキャラだったのでむしろ完璧なハマり役に思えてきました。
及川奈央さんはご存知のとおりセクシー系の方です。ありがとうございます。
麻雀が好きな方、麻雀の裏を覗いてみたい方はこの機会に一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
ちなみにいわゆるフリー雀荘の一般的なレートはテンサン(1000点=30円)〜テンピン(1000点=100円)程度が相場です。擬似三店交換で法律的にはグレーですが、なぜか存在を許されています。
この映画のようなレートは「マンション麻雀」と呼ばれ、もちろん違法。現在はほぼ存在しません。
僕は麻雀業界に深く関わっていた時期があり、この映画ほどではありませんが「先制リーチを打たれただけで手が震えるレベル」で打ったことはあります。違法行為はしていません。
そもそも日本で賭け麻雀は違法ですよ、とお伝えしたところでお時間です。御無礼!
※日本では賭け麻雀を含む賭博は違法です。本記事は違法行為を推奨するものではございません。